バイクを運転していますと、車体から異音が発生するというトラブルが起こる場合があります。
バイクの車体から異音が発生する原因は様々です。レーサーレプリカタイプのようなボディ形状の場合ですと、カウルの納まりが悪いと軋み音が発生する場合があります。その他のボディタイプにおきましても、マフラーの取り付け具合が悪い場合や、タンクがフレームからずれていたり、その他ヘッドライトなどのパーツの取り付きが悪いと軋み音が発生します。それらは、しっかりとボルト止めなどをすることによって直すことが可能です。
その他の原因としましては、フレームが歪んでいる場合です。事故を起こしますと、フレームにダメージを負うことがあります。そうしますと、フレームが歪んでしまうのです。フレームの歪みによって、バイクの各部品の取り付きが悪くなり、軋み音が発生します。また、ブレーキから音が発生する場合もあります。ブレーキから音が発生するケースで多いのは、ブレーキパッドの消耗によって、金属が擦れ合うことによるものです。ブレーキから音が発生した場合は、制動に関わる重要な部分ですので、点検が必要となります。そしてエンジンから音が発生する場合があります。これは様々な要因が考えられますが、シリンダーが擦れ合う音の場合ですと、エンジンオイルを交換、補充する必要があります。エンジンはバイクの心臓部ですので、いつもとは違った音が発生した時は、すみやかに点検することが重要です。