雪道はバイクトラブルのリスクが高くなります。バイクは自立できず車体を倒さないと曲がれないので、基本的に雪道を走るのに向いていません。もし途中で降ってきたら、乗って帰るよりもどこかにとめておける場所を探した方が安全です。
どうしても走らなくてはいけない場合は、カテゴリーによっても走りやすさは変わります。
走りやすいのは50〜125ccまでくらいの足つきのいいオフロード車です。それ以上の排気量だとブロックタイヤを履いたオフロードモデルでもない限り、ロードスポーツ車で走るのはかなり難しいです。400cc以上のオンロードモデルは走るのは避けた方がいいでしょう。
路面のコンディションによっても走りやすさは変わります。タイヤ痕が残るシャーベット状態や降りたての状態ならロードタイヤでもなんとか走れますが、踏み固められたところはロードタイヤでは無理です。発進できなければ止まることもできないので、スリップしてしまったら走るのは諦めた方がいいです。
途中でこういうトラブルに見舞われてしまい、替えのタイヤもないのであればロードサービスに助けてもらうしかありません。ロードサービスに入会しておけば全国どこでも助けてもらえます。多分大丈夫と甘くみていないで、万が一の時の備えておくのが賢いバイク乗りです。
無理に乗って走ると事故の元になるので、走るのが難しいと判断したら諦めてどうやったら安全にこの状況から抜け出せるかを考えましょう。