アイドリング中にバイクのエンジンが止まってしまうことが稀にあります。信号待ちの時にこのような状況になると焦りますし、何よりも安全に運転することが困難になるので、原因や普段からできるメンテナンス方法を覚えておきたいものです。
まず、バイクが突然エンストする、あるいはアイドリングが安定しないというのは、エンジンが汚れていることが考えられます。古い年式のものの場合、錆びが原因になっていることもありますが、ガソリンに専用の添加剤を混ぜてみましょう。エンジンの内部をきれいにする効果が期待できるため、トラブルを解消できるかもしれません。
次に調べておきたいのはキャブレターです。バイクはガソリンと空気の混合気に点火をして走らせるのですが、この部分が目詰まりを起こしているとうまく走行できません。外して洗浄したいのですが、オイルが固まってなかなか取れないため、無理やり作業をしてしまうと他のトラブルを招きます。そのため専用のクリーナーを買ってきてやる方が無難です。その後、ついでにパッキンも交換しておくことをおすすめします。
スパークプラグが汚れているなら、掃除をすると改善することも多いです。ブラシでスパークプラグを磨いてやると安定して火花が出るようなります。ただ、劣化しているなら、それほど高いものではないため交換しておきたいです。注意点としては、適当に締め付けると故障する原因になるので、トルクレンチを使っておくと失敗が少ないです。